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神社で受けたお札(神札)を神棚へおまつりする正しい方法

仏壇の基礎知識

2021.06.17

お札, 神棚

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「神社でお札をいただいたけれど、どうお祀りすればいいのだろう?」

初詣やお清めの際に神社で受ける「お札」は、神前で降神の儀(こうしんのぎ)を受け、神様の力を宿した神聖なもの。
神棚はこのお札を崇敬し、お祀りするためにあります。

しかし、ただ神社で受けたお札を神棚に安置すればいいというものではありません。
神棚にお祀りするお札の種類は一つではありませんし、お祀りするべき位置もしっかり決められているのです!

そこでここでは、神棚にまつるお札について基本的な知識から、具体的なお祀りの決まり事までを詳しく見ていきます。
この記事を読めば、お札をおまつりする準備は万端になりますよ!

神棚にお祀りするお札の種類は大きく3種

h2-1 神棚にお祀りするお札の種類は大きく3種

神棚にお祀りするお札は、厳密には「お神札(おふだ)」と書きます。
まず、お札にはどんな種類があるか見ていきましょう。

日本全体を守護する「伊勢神宮(いせじんぐう)」のお札

h3-1 日本全体を守護する「伊勢神宮」のお札

お札の中で最も重要なのが、「神宮大麻(じんぐうたいま)」と呼ばれる伊勢神宮のお札です。

伊勢神宮は八百万の神々の中で最も尊い「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」をおまつりしており、日本全国の神社の中で最も位の高い神社とされています。
その為、正式には単に「神宮」と言い地名を冠しません。

天照大御神は太陽の光のように私たちの生命をお守りし、育む神様。その力を宿した神宮大麻には、国家の安泰や各家庭の平安への祈りが込められています。

神宮大麻をいただく方法は非常に簡単で、伊勢神宮に出向く必要はありません。
日本全国を守ってくださる特別な神様なため、全国の神社で受けることができるのです。

地域を守る「氏神神社(うじがみじんじゃ)」のお札

h3-2 地域を守る「氏神神社」のお札

2つ目に重要なお札が、氏神神社で頂くお札です。

氏神神社は特定の神社を指す言葉ではなく、ある地域の守り神をおまつりする神社の総称。
氏神神社は全国各地に存在します。

氏」という漢字があるように、もともとは血縁関係のある一族が、その祖先神や縁の深い神様のことを崇敬して「氏神」と呼んでいました。
ただ、時間がたつにつれ地縁関係(住む地域が同じ)のある神様を指す意味でも使われるようになり、今では地域を守る神様を氏神と呼ぶようになったという経緯があります。

氏神神社のお札は、住んでいる地域の氏神神社でいただくことができます。

自分の住んでいる地域の氏神神社がわからないときは、神社本庁のサイトで探してみることも可能。
もしくは、お近くの神棚店に神具を購入するついでに相談してみると良いでしょう。

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自由に選択できる「崇敬神社(すうけいじんじゃ)」のお札

h3-3 自由に選択できる「崇敬神社」のお札

崇敬神社(すうけいじんじゃ)とは、氏神神社のように地縁や血縁で決まるのではなく、個人的な信仰によって崇敬する神社のこと。

どの神社を崇敬神社とするかは、自分で自由に決められます。
もちろん、氏神神社と崇敬神社の両方を信仰することも全く問題ありませんし、複数の崇敬神社をもつこともできます。
また、崇敬神社のお札は、その神社での授与式でいただくことができます。

このように、神棚には3種類のお札を納めます。
ただし、3枚すべて揃えなければならないわけではありません。

また、納める崇敬神社のお札の数に限りはなく、何枚納めても大丈夫です。

神棚へのお札のお祀りでは「中心線」を重視します

h2-2 神棚へのお札のお祀りでは「中心線」を重視します

次に、神棚へお札を納める方法を見ていきます。

納め方は神棚のタイプによって変わりますが、共通の決まりとして、お札を納める位置を重視します。
神棚の中央が最上位で、次が神棚に向かって右、その次が向かって左です。

神社でいただいたお札は薄い紙で包まれていますが、神棚にお祀りする際には外します。

一社神棚(いっしゃかみだな)

h3-4 一社神棚(いっしゃかみだな)

お札を納める扉が1つの「一社神棚」では、3種類のお札を重ねてお納めします。
手前から神宮大麻、氏神神社、崇敬神社のお札という順になるようにしてください。

三社神棚(さんしゃかみだな)

h3-5 三社神棚(さんしゃかみだな)

お札を納める扉が3つある「三社神棚」は、もっとも一般的な形式です。
神宮大麻は最も上位の中央、向かって右には氏神神社のお札を、向かって左に崇拝神社のお札を置きます。

五社神棚(ごしゃかみだな)

h3-6 五社神棚(ごしゃかみだな)

お札を納める扉が5つある「五社神棚」は、神棚の中でも特に豪華な形式です。
この場合には、神宮大麻を中心の扉に納め、その右隣に氏神神社のお札、残りの3つの扉には崇敬神社のお札を納めます。

お札の数が増え、お納めできなくなったり、神棚にお納めできないサイズのお札がある場合は、神棚の横に丁重に並べておまつりしてください。

神棚の大きさによって、お札だけでなく神具を置ける数も変わってきますので、神棚を選ぶ際にはどういった神具を置くかまで考えてから購入するのがおすすめです。

関連記事:神具は専門店でセットでそろえよう!神棚の役割やお供えの作法

神棚が無くてもお札をお祀りできます

h2-3 神棚が無くてもお札をお祀りできます

お札を納める扉が5つある「五社神棚」は、神棚の中でも特に豪華な形式です。
この場合には、神宮大麻を中心の扉に納め、その右隣に氏神神社のお札、残りの3つの扉には崇敬神社のお札を納めます。

お札の数が増え、お納めできなくなったり、神棚にお納めできないサイズのお札がある場合は、神棚の横に丁重に並べておまつりしてください。

神棚の大きさによって、お札だけでなく神具を置ける数も変わってきますので、神棚を選ぶ際にはどういった神具を置くかまで考えてから購入するのがおすすめです。

関連記事:神具は専門店でセットでそろえよう!神棚の役割やお供えの作法

神棚にまつるお札は、1年に1回取り替えます

h2-4 神棚にまつるお札は、1年に1回取り替えます

お札の守護期間は1年と決まっているため、1年に1度はお札を取り替える必要があります。
一年がたったお札は、なるべくお札を受けた神社へ納めるようにして、お焚き上げをしていただきましょう。

新年には多くの神社でお焚き上げが行われるので、そのタイミングに合わせてお札をお返しし、新しいお札を受けておまつりするのが一般的です。

お正月に取り替えることが多いのは、「新しいものには瑞々しい生命力が宿る」という考え方があるからです。
お正月には、全てのものが改まると考えられており、新年を迎えるにあたってお札を新たにすることで、神様からより若々しいお力をいただくのです。

しかし、お札の祀り方に完全に統一された形式があるわけではありません。地域や家庭によって、様々な伝統があります。
そういった細かい作法はネットにはほとんど掲載されておらず、神社に直接相談に行くのもちょっと敷居が高いですよね?

そんな時は、その地域の神具店に相談するのがもっとも確実です。

地元の神具店は当サイトより見つけることが出来ます。
全国各地の神具店が掲載されており、簡単検索であなたの自宅から最寄りの神具店を見つけることができます。

今すぐ探せて末永く相談できる神具店を、ぜひ一度探してみて下さい。

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関連記事:神棚に神を祀るための神具はネット通販より専門店がおすすめ

>まとめ

神棚にまつるお札は大きく分けて3種類あり、中でも神宮大麻は最上級のお札として尊ばれています。そして、神棚の種類は多様で、お札の納め方も様々。

神棚を使わないでお札をおまつりすることもできるという、他信仰に比べるとかなり自由度が高いお札のおまつりの仕方は意外でしたね。

納める崇敬神社のお札の数も自由なので、その時の自分や家族の状況にあわせて選ぶこともできますから、ぜひ、あなたの生活スタイルに合ったおまつりの方法を見つけてください。

 

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